秋のごはんを美味しくする 栗久のおひつとハリオのご飯釜
食欲の秋到来!さんまに栗にさつまいも!あぁ太っちゃう〜♡
美味しいおかずには美味しいごはんが欠かせないですよね!
AKIKO
目次
ごはんを美味しくする道具たち
秋のごちそうと言えば…ごはんですよね!
ごはんをもっと美味しく、もっと楽しみたい!と思いながら、あっという間に2年くらい経ってしまいました…
そして今、ごはんを美味しくする素敵な道具たちを手に入れ、美味しいごはん生活をようやくスタート!
いや、マジで食生活ががらりと変わるくらいの勢いですよ!
ということで、そんな革命を起こす道具たちと、手に入れるに至った経緯をご紹介したいと思います。
美味しいごはんって?
すいません。のっけから告白しちゃいますが、
私、ごはん あんまり好きじゃないです。
ええ〜。それこの場で言っちゃう?って感じました?
でも、本当なんです。
小学生の頃から「おこめ」が好きではなくて、おかずばっかり食べてました。
でも、この歳になって、やっぱり「美味しいごはん」を食べたいと思い始めたんですよね。
そうしたら、これまでの「ごはん(を炊くこと)」に対する不満がいっぱい出てきました。
- 電気炊飯器で炊く→炊きたてはいいけれど、保温するとまずくなる
- 保温を使わず炊きたてを食べ、残りを冷凍保存→べちょっとしてしまう
- 炊飯器をやめてル・クルーゼで炊く→火加減が面倒。たまに芯が固くて食べられない
- ル・クルーゼで炊く→鍋に入れたまま時間が経つとべちゃべちゃ
- あれこれ試行錯誤するうちに、炊きたてのごはんがまずくなる原因が判明しました!
水分のコントロールがうまくいってないんだ!
そうなんです。
炊きたてのごはんがまずくなるのは、水分調整が問題なんです。
いくら美味しいごはんが炊けても、保存している間に水分コントールできなければ、まずくなる…とわかり、調べるうちに出会ったのが、
おひつが優れている点は
木が水分を吸ったり吐いたりして、ごはんの水分調整をしてくれるんです。
陶器のおひつもありますが、木の調湿作用のすばらしさは、住宅建築の経験から感じていたので、やっぱり素材は木!
木のおひつ
木のおひつは大きく分けると2タイプあります。
秋田曲げわっぱ
木曽さわらのおひつは江戸っぽい風情が漂っていて素敵!
秋田の曲げわっぱは、さすが伝統工芸品だけあって、繊細で気高い感じがたまりません!
う〜ん。
どちらも素敵だけど、やっぱり長く大事に使いたい&見るたびに気分が上がりそうな曲げわっぱにロックオン!
曲げわっぱのおひつ
曲げわっぱのおひつは、秋田杉からできています。
熱湯で煮沸して柔らかくしたところで、熱いうちにすばやく曲げ、乾燥後は桜皮で縫い留める。
天然杉を無塗装のまま白木で仕上げるのは、
- ご飯の水分を程よく吸収し、冷めても美味しい
- 杉の香りが食欲をそそり、殺菌効果でご飯が傷みにくい
- ご飯を詰めてから常温で一昼夜も痛まず持つ
大量生産にはできない、白木ならではの理由がありました。
ちなみに、ウレタン樹脂塗装された秋田杉の曲げわっぱのお弁当箱も持っています。
おかずの油分が染み込まないのが良いのですが、炊きたてのごはんを入れると、さましてから蓋をしたつもりでも、蓋裏に汗をかいているので、吸湿性はほとんどありません。
汚れず扱いやすくスポンジと中性洗剤で洗える曲げわっぱ…
忙しい現代社会に求められたとはいえ、もったいない気がします。
おひつは絶対に塗装されていないものを選びたい!
曲げわっぱのおひつの選び方
おひつの大きさ
おひつはごはんの水分量をコントロールしてくれます。
でも、入れるごはんの量とおひつの大きさのバランスが大事。
昔から、おひつの大きさは普段炊くごはんのワンサイズ大きいものを選ぶと言われています。
おひつに対してごはんが少なすぎると、水分を吸いすぎて固く、多すぎると吸いきれないから。
私はいつも3合炊くので、(4合…がないので)5合を選びました。
実際に炊きたてのごはんを全部入れても、余裕があります。
この余裕が大事なんだそう。
美味しく・使いやすい工夫
おひつの内底の隅が丸くなっているのが、隅丸加工です。
隅丸加工されていると、隅のごはんをしゃもじですくいやすくなります。この加工がない場合、隅にごはん粒が残って手入れが結構大変だそう。
こういう小さなストレスが、だんだんと使わなくなる原因だったりしますよね…
少しでも長く、きれいに使っていきたいなら、隅丸加工のあるなしは大事だと思います。
そして、隅丸加工以外の工夫に、脚付きがあります。
底に湿気がたまらないように、脚を付けてあります。私も脚付きを選びましたが、確かに食卓に置いていても、熱がこもった感じがしないので、脚はあって良かったと感じています。
おひつはどれくらい使える?
普通にお手入れしていれば、20〜30年は使えるそうです。すごいですね〜!確かにつくりはとてもしっかりしています。
曲げわっぱのおひつは「!!!」となるほど高価ですが、20年使えるなら高くないと思えますね。
アフターフォロー
秋田曲げわっぱのおひつは、いくつか有名なメーカー(工房の方がしっくりくるかな)があります。
- 柴田慶信商店
- 大館工芸社
- 栗久
実際に店舗で実物を見て購入したいと思いますが、柴田慶信商店以外は大館にしかお店がありません。
定期的に百貨店で催事出店されているようなので、タイミングが合えば近くの百貨店で見れますね。
私はタイミングがなかなか合わなかったので、クチコミやレビューを調べまくりました!
高価な買い物だから、失敗したくないですよね!その中で「栗久」のホームページにある、掲示板が目にとまりました。
購入されたお客様からのお問い合わせに、親切丁寧に回答されていて、その過去ログの数が4までありました。
確かに、丁寧に扱っているつもりでも、黒ずんできたり、傷がついてしまうことってありますよね。
そんなお問い合わせに、個別対応で丁寧にお答えされているんです。
しかも、ほとんどが「直せると思いますので、送ってくださいね」という感じなのです。
お客様の「大事に長く使いたい」という気持ちに寄り添っているのが伝わってきました。例えば、黒ずみが出てしまったところにヤスリがけする方法を、ヤスリの番号まで細かく、「はじめ◯番で、黒い木の粉がでても焦らずに、仕上げに◯番で…」など解説されていて、ちょっと感動しました。
ここなら安心だ!と確信し、栗久のおひつに決めました。
やっぱり、アフターフォローがしっかりしていると、心強いですよね。
掲示板でのやりとりは、誰でも閲覧でき、同じような悩みを持つ方にも共有できるところがうれしいですね。
とことんお客様視点 なところ、勉強になります!
ふるさと納税の返礼品におひつが!
栗久のおひつに決めみたところで、やはり5万円のお買い物には結構勇気がいります…
そこで、秋田県大館市のふるさと納税を利用しました!
10万円の寄付で、「5合隅丸脚付きおひつ(¥49,680)」を返礼品として受け取ることができました。(2017年9月)
大館市ではポイント制を採用しているので、1年で10万円寄付できなくてもOKです。
私も1年目は「うなぎ」や「曲げわっぱのお弁当箱」に浮気してしまったので、2年目の今年、ようやく手にすることができました!
おひつに入れるごはんを何で炊くか?
せっかく憧れのおひつを手に入れたら、中に入れるごはんも美味しく炊けたものを入れたい!と思うのが人情ではないでしょうか?
もう電気炊飯器のごはんを入れるなんて、それはおひつに失礼じゃない?と思えてきました(笑)
ということで、前から気になっていたモノを購入!
ハリオのご飯釜
土鍋ごはんが美味しいというのは、なんとなく想像できますよね。
電気炊飯器が「土鍋IH炊飯ジャー」や「かまど炊き」なんて名付けている時点で、それが一番なんだと言っているようなものですものね。
私も、一度普通の土鍋で炊いたみたことがあります。
でも、結構こびりついて大変。蓋を閉めていると中が見えないし、火加減は面倒だし、結局1回炊いてみただけです。
そんな面倒くさがりの私にも、これならできそう!と思えるものに出会いました。
コーヒー器具で有名なハリオのご飯釜
何がいいって、まず蓋がガラスなので、ごはんが炊ける様子が見えるところ。
他にも、
- 本体はMADE IN JAPANの萬古焼
- 火加減不要!はじめから炊き上がりまで強火のみ
- 3合炊きで¥5,000台で手に入るコストパフォーマンスの良さ
電気炊飯器は、洗ったお米を入れて、ボタンを押すだけ。
それに比べて、面倒くさそうだけど…と思ったあなた!
大丈夫!びっくりするくらい簡単です!
タイマーで時間を測るだけでOK!
強火で炊いていると、ヒューって小さな音が聞こえてくるので、そのタイミングで見に行くだけです。
ずっとその場で見守ってなくても大丈夫!
ちなみに、うちの電気炊飯器は45分かかるんですが、ご飯釜で炊くときは約55分。
電気炊飯器とご飯釜で炊く場合の所要時間は10分ほどしか変わりません!それに、ル・クルーゼで炊くと、レシピ通りにしていても、芯のある固い炊き上がりで食べられないなんてこともありましたが、このご飯釜では1度も失敗していません!
美味しいごはんはそれ自体がごちそう
さて、冒頭で「私、ごはん あんまり好きじゃないです」なんて言っていた私にどんな変化が訪れたでしょう?
おこめ(ごはん)、めっちゃ食べてる!!
- ごはんを炊くのは、あっけないくらい簡単で、失敗しらず!
(むしろ、電気炊飯器の4つのパーツを毎回洗うほうがわずらわしい→キッチンから納戸へお蔵入り) - おひつのおかげで水分コントロールできているので、もちもちして美味しい
- 1日半おひつで保存していても、固くならず十分美味しい
- 夜遅い帰宅のため、太るから…とごはんを食べなかった主人が食べている!
- ほのかな杉の香りに癒される
- おざなりになりがちな自分のランチにお弁当をつくるようになった
- おひつの手入れも「大変」というほどではない
- ごはんに合うおかずを作りたくなる
- おひつは(ごはんをおいしくする)調理道具という意味がよくわかった
本当に、私にとっては革命レベル!
ごはん好きな方はもちろん、そんなにごはんは…なんて方にもオススメです。
おひつは高価だけど、確かにそれだけの価値があるものです。
それに、ご飯釜で炊いたごはんをおひつに入れて食べるという、そのライフスタイルが豊かな生活を送っているという満足感につながりますよ〜!
THE・リア充って感じです♡笑