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マスキングテープを使ったインテリアDIYは失敗しないの?

 
マスキングテープを使ったインテリアDIYは失敗しないのか?







この記事を書いている人 - WRITER -
元ハウスメーカーのインテリアコーディネーター。 IKEAなどコストパフォーマンスのよいインテリアを使って高見えするコーディネートをするのが得意。 妥協して中途半端なものを手に入れるのが嫌い→→お客様が入荷待ちされている商品の在庫チェックするのが日課です。
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マスキングテープを使ったDIYって簡単そうですよね!やってみようかな・・・

確かに人気ですよね!
でも、「簡単=完璧」というわけでもないんです

マスキングテープを使ったインテリアDIY

マスキングテープとは

マスキングテープ、大人気ですよね!

カラフルで、幅も用途もいろいろなものが販売されていて、ついつい手に取っちゃいます。

そもそも、マスキングテープってどいういうモノなのでしょうか?

マスキングテープとは、

養生や保護などに用いる、「剥がす」ことを前提に開発された粘着テープ。略して「マステ」。

粘着力が弱く、貼ったり剥がしたりしやすいのが特徴。

もともとは工業用だったものが、こんなにカラフルで楽しいものになって、まだ10年足らず。
ここまで人気になるなんて、昔は想像もしなかったでしょうね。

マスキングテープDIY 人気の理由

このマスキングテープの利点をうまく利用した、インテリアのDIYが人気です。

  • 簡単・手軽にできる
  • コストが安い
  • 粘着力が弱いため、やり直しができる

特に、賃貸住宅での原状回復が可能な壁のDIYとして、たくさんの方がチャレンジされています。

借りたままの状態から、自分らしくカスタマイズしたい!と考える方が増えているんですね。

 

マスキングテープなら失敗しない?

マスキングテープDIYの失敗例

弱い粘着力のおかげでやり直しができ、人気のマスキングテープDIYですが、失敗はないかというと…

結構たくさん失敗している方がいます。

  • 壁の原状回復に失敗した
  • DIYした壁が剥がれて落ちてきた

など、壁に関する失敗が多いようです。

失敗の原因は?

失敗例を分析してみて分かった原因は、

  • マスキングテープの質
  • 室内の湿度や、熱による粘着力の変化

マスキングテープの質が悪い(100円ショップなど)場合

壁のDIYをする際に原状回復できるよう「マスキングテープ→両面テープ→壁紙や板」という順序で使ったら、マスキングテープの粘着力が弱すぎ剥がれてしまった。

湿度や熱により粘着力が変化した場合

DIY後、原状回復のために剥がそうとしたら、貼った当時よりも粘着力が増しており、きれいに剥がせなかった。
糊の跡が残り、きれいにするのに苦労した。

粘着力は、室内の湿度や熱に影響を受けるため、DIYの工程で紹介されているマスキングテープであれば絶対失敗しないということはありません

同じお家の中でも、お部屋によって、湿度や温度も違いますよね。

紹介されている方のお家と、あなたのお家も全く同じ環境ではありません。

なので、「原状回復できる!」と紹介されていても、絶対はない、失敗することもあると考えましょう。

 

マスキングテープDIYの失敗 私の場合

失敗のほとんどが壁

実は、私自身がマスキングテープDIYで失敗してしまいました。

そこで、同じ失敗をした人がいるのかな?と検索をかけてみたことが、この記事の始まりです。

でも、検索してみても、ほとんどが「壁のDIYでの失敗」。

壁以外だと、冷蔵庫に「マスキングテープ→リメイクシート」を貼っていたら、熱でマスキングテープの粘着力が増してしまい、マスキングテープは剥がれずリメイクシートだけ破れた…なんてのもありました。

でも、私の失敗と同じ失敗は見当たりませんでした。

私はどんな失敗をしたのか?

半年ほど前、ダイニングテーブルの脚を「インダストリアル工業的な」なイメージにしたくなり、マスキングテープDIYをしました。

使ったマスキングテープは、「mt CASA」マットブラック。


マスキングテープでは有名どころ、カモ井加工紙の商品で、「mt CASA 」シリーズは、貼ってはがせるインテリア用マスキングテープです。

普通のマスキングテープより、しっかりとした粘着力がありながらも、きれいに剥がせ、色や柄、サイズも豊富です。

私が使用した「マットブラック」は透けない黒、しかもテカテカしないマットな質感!

このマスキングテープを、普通のダイニングテーブルの脚に貼ってみることにしました。

こんな普通のダイニングテーブルが↓

クールなインダストリアル風に!

DIYというほどでもない、ただ貼るだけの作業でしたが、さすがはマットブラック!
引いて見れば、マスキングテープだと感じさせない(鉄っぽい)、大満足の仕上がりだったのですが…

事故が起こってしまったのです。

しぇーーー!

こんなことになっちゃいました!
これ、大事故ですよね?

椅子とテーブルのマスキングテープ部分が当たって擦れ、椅子が黒くなってしまいました。

マスキングテープは和紙なので、色が移りやすいんでしょうかね。

汚れはウエットティッシュでゴシゴシ拭けば、ある程度取れましたが、かなりショックでした。
まさか、色が移るなんて、想定外だった…

これぞDIY!(苦笑)

椅子をテーブルの奥の方まで入れ込むと、こうなっちゃうのが分かっているので、普段から気をつけています。
でも、結構頻繁に黒くなっていて、見つけるとテンション下がります…ハイ。

DIYそのものには満足していますが、お気に入りの椅子たちが汚れるので、剥がしてしまうか悩み中。

 

マスキングテープDIYで注意すること

簡単、手軽にできる、マスキングテープDIYにも注意する点があることがわかりました。

  • マスキングテープの質に気をつける
  • マスキングテープは湿度や熱に影響を受けやすいことを知っておく
  • 濃い色や、マット仕上げのマスキングテープは、色移りに注意する
  • DIY事例で紹介された商品でも、環境によって条件が変わるため、絶対失敗しない訳ではない

マスキングテープでのDIYは、簡単に短時間でイメージチェンジができるところが魅力ですよね!

失敗はつきもののDIYですが、注意すべきポイントを、しっかりおさえておけば、大きな失敗にならずに済みます。

楽しく、上手にDIYするために、私の失敗体験が少しでもお役に立てば、なによりです。

人生も、DIYも、トライアンドエラーですっ!

では!

 

 

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