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お葬式っぽいからオシャレへ!インテリアフレームの飾り方 ビフォーアフター

 







この記事を書いている人 - WRITER -
元ハウスメーカーのインテリアコーディネーター。 IKEAなどコストパフォーマンスのよいインテリアを使って高見えするコーディネートをするのが得意。 妥協して中途半端なものを手に入れるのが嫌い→→お客様が入荷待ちされている商品の在庫チェックするのが日課です。
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お店で見た時は素敵だったのに、いざお家で飾ってみようと思ったらなんだか変!

インテリアアイテムを購入した時、こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

「色選びを間違ったかな」「あっちにしておけば良かったかな」なんてがっかりしてしまいますよね。

でも、ちょっとしたコツで「なんだか変」から「オシャレっぽい」に変えることもできるんです。

そんなインテリアアドバイスをお友達から依頼されたお話をご紹介します。

リビングにフレームを

ある日、お友達からLINEでこんな写真が送られてきました。

IKEAで間に合わせで買ったフレームを飾ってみたら、黒い縁が想像以上に強かったそう。

ちょっと冒険して黒を選んでみたものの、目に入るたびにびっくりしてしまうというお話でした。

確かに、黒は強い色なので、インパクトがありますよね。

さらに、空間を四角く区切ってしまう「フレーム」という形状が、より黒のインパクトを際立たせる原因だったりします。

でも、そんな黒い縁のフレームも、使い方次第でオシャレに演出することもできるんです。

 

視線を分散させる

まず提案したのは、フレーム下のカウンターに観葉植物を置くこと

現状だと、どうしても目立つフレームに視線がいってしまうので、視線を分散させるクッションのような存在を用意してみよう!ということです。

すぐに送られてきた写真がこちら。

随分よくなりましたね!

お友達も「確かに何か置いてあったほうがいい!びっくり感が減ったよ〜」と興奮気味(笑)

フレームだけが目を剥いた状態から、観葉植物があることで視線が移動し、少し落ち着きました。

でも、もうちょっとフレームと観葉植物の距離が近い方がまとまり感が出そうです。

フレームをカウンターの上に置くか、観葉植物のちょっと上にフレームの下端がくるようにとアドバイス。

 

まとまり感

その後送られてきたのがこちら。

カウンターに置いてみたら、「なんかオシャレ感がアップした!」と。

確かにフレームの黒い縁が気にならなくなって、むしろオシャレっぽい雰囲気になりましたね。

フレームのイラストと観葉植物がリンクしているので、近くにまとめて置くだけでお互いを引き立て合う存在に!

小物を飾る時も、バラバラに置くのではなく、いくつか似たものをまとめて置くとしっくりきます

あと、彼女がカウンターに置く際に気にしていた上の部分の余白ですが、むしろ壁に余白ができることで、空間の広がりを感じられるようになりました。

黒のフレームで区切ると、そこで空間が途切れてしまい、狭く感じることに…

特に今回のような縦に細長い壁の場合は、真ん中にフレームをドン!と飾るのは避けた方が良いですね!

 

まとめ

いかがでしたか?

ちょっとしたアドバイスで、見違えるように変わりましたか?

 

インテリアアイテムの飾り方に、これが正解というものはありません。
住まう方が「いいな」「これが好き」と感じる飾り方でいいんです。

でも、なんだかしっくりこない…ってこともありますよね。

実はインテリアコーディネーターであっても、飾り方なんて教えてもらう機会はありません。

では私はどうしているかというと、いつもアンテナを張って、どこに出かけても素敵なインテリア(ディスプレイ)はないかなとチェックしています

そして、素敵だと感じるディスプレイってどこか似ていて、なんとなく法則のようなものがあるんですよね。

その法則のようなものを実際にお家で実践してみることの繰り返しで、だんだんとコツが掴めてくると感じています。

常にそういう視点+姿勢でいることがインテリア上級者への近道かもしれませんね。

みなさんも、素敵なディスプレイを見つけたら、ぜひ教えてくださいね♪

 

 

 

 

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