グローバルの包丁を研ぎ直して新品の切れ味に復活
こんにちは。山口です。
みなさん、包丁はどんなものをお使いでしょうか?
私は母にプレゼントして、その切れ味の鋭さに惚れたGLOBAL(グローバル)の包丁を使っています。
料理研究家が愛用していたり、雑誌などで取り上げられる事も多いので、今読んでくださっている方の中にも「私も使ってる!」という方がいらっしゃると思います。
さて、そんな包丁ですが、購入当初よりも切れ味が劣ってきたと感じたので、研ぎ直しに出してみることにしました。
今日はその経緯をご紹介したいと思います。
GLOBAL
もうご存知だと思いますが、GLOBALは新潟県燕にある吉田金属工業株式会社で作られた商品です。
なんとなく輸入品のようなイメージがありますが、れっきとした日本製です。
刀身から柄までオールステンレス一体構造包丁の「GLOBAL」シリーズは、世界の包丁業界に新しく“オールステンレス包丁”というジャンルを形成するまでの衝撃を与えました。
発売から30年を越えた今日でも、色褪せることなく世界中のシェフやユーザーから高い評価と支持を受け続けています。
お手入れしてますか?
毎日使う包丁。気がつくと切れ味が悪くなっていますよね?
そんな時、お手入れはどうしてますか?
私は両刃ということもあり、包丁と一緒にスピードシャープナーという研ぎ器を購入しました。
かれこれ7年くらい、このシャープナーだけで済ませていました。
それでも研ぎたては感動するくらい切れ味が良くなるので、不満は感じていなかったのですが…
ある日、主人が包丁を使った後、切っ先が欠けているのに気づいたんですよね。
シャープナーで研いでみても、これ以上は変わらないんです。
根元の方もポコポコと欠けています。
そこで、製造元の吉田金属工業さんの研ぎ直しを利用してみることに。
研ぎ直し依頼の方法
吉田金属工業のホームページに、研ぎ直しという項目が掲載されています。
研ぎ直しの料金は、GLOBALの両刃で1本1100円(税込)です。
往路の送料のみ自己負担ですが、研ぎ直し+復路送料でこのお値段なら安いですよね。
物が包丁なだけに、安全に梱包し、必要事項を記入したメモを同封して発送しました。
今回は小ぶりのペティナイフだったので、クリックポストで発送できましたよ!
レターパックよりも安く、追跡も可能なので、クリックポストの規格内サイズに梱包できた場合はお得に発送可能です。
その後、商品到着の連絡がメールできました。
丁寧なメールが送られてきて、気持ちが良いですね。
切っ先がダメージ大だったのですが、幸い大きな欠けとは判断されなかったようで、通常価格で研ぎ直しできるとわかり安心しました。(米粒程度の大きさを超える大きな刃こぼれ・欠けがある場合は2,000円+税)
ひとつ注意しないといけないのは、返却までに10日〜2週間かかるということです。
我が家はもう1本GLOBALがあり問題ありませんでしたが、ご注意くださいね。
研ぎ直し包丁到着
事前のメールで案内があったとおり発送され、無事手元に到着しました。
しっかり梱包されています。
ワクワクしながら開封すると…
シャキーーーン!!
新品と交換されたの?と思うくらい美しく研ぎ直しされています。
切っ先の欠けも、根元のボコボコも、元からなかったかのような仕上げにうっとりしてしまいました。
あれあれ?ちょっと待って!消えかかっていたGLOBALの刻印がくっきりきれいになっているではないですか!
そういえば、メールにこう書いてありました。
ここには刻印のことは書いてありませんでしたが、ここまでしてくださるなんて素晴らしすぎませんか?
さらに、包丁と一緒に研ぎ直しサービスのリーフレット、カタログ、次回の研ぎ直しの際に使える依頼書が同封されていました。
自社商品への愛を感じますね。
ここまで丁寧にアフターメンテナンスをしてくださるとは思っていなかったので、期待以上の仕上がりに大満足!
また次も研ぎ直しサービスを利用したい!と思いました。
最高の切れ味
見るからに切れる仕上がりになって帰ってきた、我がGLOBAL。
もちろん、見た目だけでなく、切れ味は最高!
力を入れて切るというよりも、包丁の重みで勝手に切れるといった感じです。
そして、なんとウン年ぶりに指を切って大出血しました(笑)
ちょっとかすった程度で、切れた瞬間は全く痛みを感じませんでしたが、サクッと切れており血がなかなか止まらず苦笑い。
研ぎ直す前なら、指の皮がめくれる程度だったと思いますが、さすがに最高の切れ味でした!
みなさんも、研ぎ直し後のお料理の際はお気をつけくださいね。
本当に切る時の感覚まで全く別物に生まれ変わるので、GLOBALをお持ちの方はぜひ一度研ぎ直しされることをおすすめします!!